「 浦和漁港 すみぼうず 」

スクリーンショット 2016-01-31 13.40.26浦和駅西口から程近いビルの2階に“すみぼうず”は、2003年6月12日にオープンしました。(写真はgoogle画像検索から引用しました)

8坪という店舗面積ながら、入口正面のハイカウンターと掘り込み式の小上がりをつくり、詰めれば22~23人が利用できるレイアウトになっています。

回転率より客単価のアップに着眼し、漁港直送の魚料理をメインに据えています。海の無い埼玉県ですが、“浦和漁港”というショルダーネームにはこの店を漁港にしようという意気込みが感じられます。加えて「すみぼうず」という店名は、備長炭を使った焼き物やイカ墨を使った黒い料理に力を入れていくという特徴を表現しています。

料理のクオリティや満足度の高いサービスの提供に努めており、産地直送の新鮮な刺身等の、シンプルながら魚の持ち味を生かした料理で定評を得ています。

主な客層は40代以上で、女性客が約6割を占めます。ディナータイムの客単価は5500円前後ですが、一度来店したお客が、次は別の知人を誘って来店するケースが殆どです。

店内全体に目が届く店主の心配りもあいまって、最近はなかなか予約が取れないほどの繁盛ぶりをみせているお店です。

フロントはオーナーの顔と同じ。
楽しく生き生きとしていなければならない!

2004_10フロントが命

私たちの仕事は「より多くのお客様を集客する店を創る」ことです。その仕事の中で最も重要なことのひとつがフロントです。

デザイン設計の際、お客がどんどん入って来てくれるようにするために一番神経を使うのがフロントなのです。

何故ここまでこだわるかと言うと、フロントがその店の全てを表現するところだからです。「人」の場合もそうじゃないですか・・・。

たとえば性別、年齢、職業、また性格などをその人を見ただけで本当はどうかより勝手に判断してしまいますね。それと同じ事でお客はフロントを見て勝手に判断するのです。

旨そうか・まずそうか-、楽しそうか・暗そうか-、安そうか・高そうか-など。

個人店の多くはフロントのイメージ創りに、驚くほど意識が低く「旨いもんを出していればお客はくるよ」なんて言っています。またその逆もあります。「フロントだけカッコよくして中はお金かけなくてもいいんじゃない」とか・・・。

なんて、いい加減なんでしょうか!前者の場合、多くの見込み客が店の前を往来していてもその店の中身がわからないので入ってきません。後者の場合、お客が入ってきて「だまされた」と思い二度と来てくれません。

浦和駅から数分歩いた商店街の中程に「すみぼうず」があります。2階で、細い階段を上らなくてはいけません。そこでこの店は、どうやってより多くのお客様をこの2階に上って頂くかが、最大のテーマでした。

業態を表わす「浦和漁港」。埼玉県浦和には海がないので楽しいシャレになり、「すみぼうず」の店名を見て店に入ってくれば、オーナー「内田英之氏」のスキンヘッドが目に入ってきてビックリします。

たった8坪の小さな店ですが、外から中までコンセプトに従って沢山の仕掛けがされており、料理に至っては舌にうるさいお客からも納得の声がかえって来ています。

飲食店は、何も手が抜けるところがないのです。店内でお客が入って来るのをじっと待つ。だから一番大切なのが「フロント」です。

集客力の最大の仕掛けになり、人の表情で楽しいか、悲しいかが解るように、フロントは人の顔と同じです。