「KOME・MIZU・SAKE 和浦酒場 WAURA DINER」

wauraJR浦和駅から徒歩5分ほどの高架下飲食街にある“和浦酒場”は、2001年3月3日にオープンしました。(※画像はGoogle画像検索から引用しました)

親しみやすい書体の看板を掲げた懐かしい感じのファサードが強いインパクトを与え、活気のある居酒屋を表現しています。

店内は9坪とこじんまりしており、L字型のカウンター席7席とテーブル席16席で構成されています。 内装は、木のぬくもりを生かしながらスチールパネルとの組み合わせにより 「カジュアル+モダン」を巧みに表現しています。

客単価は3500円前後で、フードメニューは約50品目、ドリンクメニューに至っては何と300品目と豊富な品揃えです。なかでも、本格焼酎約50種、泡盛約40種のアイテム数は特筆すべき点です。

この結果、フードとドリンクの比率は45対55となっています。 平日は浦和に勤務しているサラリーマン、週の後半は女性客が多くなり、土・日は近隣住民の利用が主体となります。スタッフのチームワークの良さが雰囲気を和やかに醸し出してくれるお店です。

『ガード下』とても懐かしい響きです

2004_03戦後のガード下には『ドヤ街』といって女性達が立ち寄るような所ではなかったそうです。初めて『和浦酒場』の物件を見た時ふとそんな光景を思い出しました。

浦和駅はどちらかというとその駅から帰って行く人達より、帰って来る人達の方が多い駅です。ついちょっと帰宅の前に寄り道したくなるのがこの『和浦酒場』なのです。

高架に沿って歩いて約8分にその店はあり、女性の一人客も多く、早い時間から賑わっています。

月商400万円以上の売上げをたった9坪でこなすその理由の一つに、開店から閉店までに3つの時間帯の使われ方とさまざまな客層で賑わっているのです。

たとえばその付近のサラリーマンが数人で夜の8時ごろまで楽しみ帰って行く。そこへその駅に帰って来た人達が入店してくる。またその人達が帰るころ飲食店に勤める人達が仕事を終えて一杯飲みながら店の従業員と情報交換する。

こんな具合で開店から閉店まで息つく暇もないのです。

ここまで人を引き付ける理由は、オーナーの三浦氏なくしては語れません。彼は物静かで温厚、そしてカリスマ的な存在なのです。

そんなオーナーを慕っている従業員が悪いはずはありません。きびきびした動きと接客、お客との会話も実に巧みにこなします。 きっとお客はそのムードと店のスタッフに引かれてやってくるのでしょう。

『和浦』は浦和を逆さまにしただけのシンプルなネーミングですが、非常にユニークで楽しく愉快な店名です。このおしゃれ感はこの店のコンセプトとして良く出ています。

店の内外装も若者から年寄りまで受け入れられ、どこか懐かしさを感じるフロントのデザインに、気楽に入れる仕掛けがしてあります。

また店内では和の雰囲気の中でシェーカーを振るムードはとってもニューな感覚に思えるのです。この『和浦酒場』はまさに人間力で繁盛している代表店です。

私は全国の方々にこの店を参考にしていただきたいと思います。