「炉端ぐりる 串べえず」町田店 

町田駅から徒歩約3分、繁華街の中にあるビルの地下に“串べえず”は、2001年5月4日にオープンしました。

「平安時代」をテーマにした店内は、古材や古い調度品を多用し、昔懐かしさを演出しています。壁面には、平安絵巻のようなタッチの絵が描かれ、不思議な雰囲気が醸し出されています。入店時は池の上を橋で渡って入るような、小粋な演出もされています。

奥に細長い店内ですが、オープンキッチンが全客席から見えるようにレイアウトして串焼きの臨場感やシズル感を醸し出しています。奥の中2階は靴を脱ぐ席を設け、カウンター席・テーブル席・穴蔵風の客席を含めて様々なニーズに対応しています。

客単価は3400円前後で、フードは串物、ドリンクは本格焼酎の人気があります。 スタッフの元気の良さには定評があり、全身全霊をこめた「いらっしゃいませ」の挨拶が、各所から聞こえてきて店内の活気は一層ヒートアップします。

体育会系のノリで元気いっぱいのお店です。

また個店時代が戻って来た

2004_04 近年、飲食業界非常事態発令と伝えたいぐらい、おかしな現象が起きていると思います。

旧来の商店街がシャッター通りになったのは、大手スーパーや多種の大型ショップが郊外のロードサイドに出店し続けたからです。

街なかは寂しくなり飲食街も衰退していったのです。またフランチャイズ業界でも同じ事が言えるのではないでしょうか。一個店がたまたまうまく繁盛し、それを早速フランチャイズシステムにし、あっという間に全国100軒、200軒になる。日本の飲食業界にどれだけのフランチャイズ本部があるのでしょう。

そして加盟店からのクレームの山!挙句の果ては撤退の山!昔は、「のれん分け」といってその店で修業し店主からの薦めで独立していく。一店一店確実に理念と技術を引き継ぎ進化している。この伝統を今もう一度見直す必要性があるのではないでしょうか。

「串べえず」の社長、青木勉氏と出会ってから5年余が過ぎました。その間、神奈川県藤沢・大船・本厚木そして東京郊外の町田と4軒の「串べいず」の立ち上げをお手伝いさせていただきましたが、たった20坪の[串兵衛]という串焼き居酒屋から地道に一店、一店と確実に繁盛店を創って来た彼の情熱と理念は目を見張るものがあります。

一個人店から企業レベルにまで成長することは飲食店営む多くの人々にとって夢でもありますが、この青木流はとても参考になるでしょう。

まず自分が先頭に立ち現場で両腕を育てる。兄貴のような存在であり、親友であり、時には父のようであるように手塩にかけて育てる。

そうすればその従業員が社長からされたようにまた下を育てる。それは小さくともとても強固で安心して店を任せられ、気が付くと企業レベルまで成長していたのです。

人と人の信頼で結ばれていく会社は絶対であることは誰でも知っている事!では何故これだけの信じられないくらいの飲食店が増え続けて、その後には崩壊があるのみなのに・・・。

どんな商売も人間力!一人一人がみんな生き方も考え方も違うのだから同じ店が300店舗もできたらおかしいです。

だからこれからは個性がある個店が伸びていくのです。青木勉氏のように・・・。確実に・・・。