「 石窯いたりあん WaRaYa 」

岐阜県大垣市の国道258号線沿いに、2004年3月31日“WaRaYa”はオープンしました。店舗の規模は77坪・106席、33台分の駐車場が設置されています。

外観は古い学校の木造校舎風のデザインとし、魅力のある個性的な店舗を演出しています。入口正面にピザ用の石窯を設置し、右側にメインのホール、その奥に板座敷を設け入口左側にはボックス席を設けました。

主力のナポリピザもフルサイズとハーフサイズを提供し、幅広いお客に楽しんでもらうメニュー構成になっています。ドリンクメニューもイタリアンだからワインと決め付けずに、地酒や焼酎も豊富に取り揃えています。

家族で来て色々な楽しみ方ができ、常連客を大切にしお客が納得していただけるお店を目指しています。
(現在は閉店しています)

お客は雰囲気で店を選ぶ

2004_09私がいつも言っている繁盛店の方程式(商品力×雰囲気×人間力=繁盛力)の中で今回は雰囲気の話をしたいと思います。

雰囲気とは感じるもので、考えるものではありません。そのお店のフロントに立ってどう感じるかです。

私は一人での出張が多く、地方でよく夜に食事とお酒を飲むために、ふらっと街にでます。すると、なかなか一人で入れる楽しい店や良さそうな店が少なく、むしろ怖くて躊躇してしまう店がほとんどです。

飲食業界に携わる私でさえこんな風ですから普通の方々はもっと入りづらいでしょう。

まずはフロントで如何に入りやすい雰囲気を創るかです。「あなたも気楽に入ってきてください」というメッセージがフロントから感じなければ、なかなかお客は入って来ません。

フロントにお客が入りたくなる仕掛けが必要で、アイディア次第で入店率が全然違ってくる・・・。

例えば、外からお客が見えるといってスリガラスにしてしまうとか、電飾看板が安いといってムードを無視して設置してしまう。本当にお客が欲しいのなら入ってきやすい雰囲気造りをして下さい。素人考えは止めたほうが良いですよ!

そして店内も手を抜かず、フロントからのムードに沿って造られ、期待を裏切らせない事が大事です。決してお金をかけるだけでなくアイディアが必要なのです。

この「WaRaYa」の場合、昔懐かしの木造校舎を改造し飲食店にした想定で、その時代を経て来た人達から、そんな時代を知らない若い世代の人達にまで強いインパクトを与え、しかも本格ナポリピッツァを中心に大衆食堂であることを外で訴え、気楽に普段着で来ることが出来る店にしたのです。

オーナーの川瀬裕氏もざっくばらんな方で大衆そのもの・・・。だからオーナーのもとで働く従業員も気さくで暖かくお客をもてなすことができる。

その店の「空気」がとても良いのです。「空気が良いとか悪いとか」、店はこの事が大切なのです。お客は一瞬であなたの店の「空気」を嗅ぎ分けます。怖いものです。