ラーメン店繁盛の鉄則
日々の研究 そして
手を抜かない店づくり 

2006_11私には想像できませんが、これまでにどれだけのラーメン屋がオープンし、消えていったことでしょうか。それだけ安易に開業できる職業であり、それだけ難しい職業なのです。当社は約50軒の個店ラーメン屋を開業させて来ましたが、成功率は非常に高く、ほとんどの店が今も頑張っておられます。

以前になりますが、「ラーメン産業展」が横浜で開催され、私たちもブースを出展させて頂きましたが、これまで手掛けたラーメン店オーナー達が大勢駆けつけて来てくれ、大変嬉しく思いました。

では、当社が関わってきたラーメン店が、何故こんなに繁盛し元気なのか、その幾つかの理由をお伝えします。

まず、繁盛店の店主ほど研究心が強く、話題になっている店は必ず訪ね、自分の舌で確かめています。また、食材探しにも余念がありません。うまく行かないラーメン店主は、自分のラーメンが一番だと言って他店から学ぼうとしません。繁盛店には必ずなにか秘密があるのに、それを探ろうとしないのです。

次に、開業にはしっかりお金を掛け、手を抜かないことです。とくに厨房の給排気、給排水など、お客が何人来てもパンクしない厨房をつくります。フロントにも店名や売りとするラーメンのアピール、旨そうに感じる外装をつくります。

もちろん、どんぶりひとつでも手抜きをしません。いかに美味しそうに見え、ラーメンの量も考慮したどんぶりを探すのです。箸ですら手を抜きません。こうした小さな積み重ねが店の総合力、ひいては店の“雰囲気”にも繋がってくるのです。

さらに大事なことがあります。それは「経営力」です。とかく個人店は原価、売価があやふやだったり棚卸ししない店があります。また従業員に神経を使わない経営者が多いのですが、繁盛店経営者は違います。経営者と従業員のコミュニケーションが良く、チームワークが良いのです。

ラーメン屋だからといって、接客にそう気を使わなくてもいいという考えはもう時代遅れです。「でも偉そうにしている態度の店主はどうなの?」ということがありますが、それはその店主のカリスマ性で売っているわけで、なかなか出来るものじゃないのです。