「御数ダイニング おぃちぃ」

横浜駅西口駅前で、若い女性客をターゲットとしてリニューアルしたお店です。 立地はビルの地下で20坪、40席の店舗概要です。 内外装は、木材をふんだんに使いながら塀用のブロックをアクセント的に使用し、素材の質感を生かした落ち着いた雰囲気に仕上げました。

客席の構成は、カウンター席・ボックス席と個室を2ケ所設けました。 客単価は3000円前後で、フードメニューは約80品目、ドリンクメニューは約60品目を取り揃えています。

“御数だいにんぐ”というショルダーネームの通り、懐かしのハムカツやタコウインナーや和洋中華の創作小皿料理が若い女性客に好評を得ています。 昼間も、パスタと丼をメインにランチ専用メニューで営業し、週末には2回転以上のお客を集めています。

横浜西口エリアで「必要とされる店」になる様にブラッシュアップしている 「おいちい」は連日フル稼働している状況です。

お客は店名で店を選ぶ

2004_02 まず業態を決める。そしてコンセプトを考えます。

「おいちい」のリニューアル前は「とり広」という店名でした。皆さんも当然お解りになるように、人々には観念があって飲食店の屋号にも今までに体験してきた思い込みがあるのです。

たとえば「中村」となると「高級だな」と思い「中村ちゃん」となると親しみがわき、気楽な感じがします。

「とり広」からくるイメージではどうでしょうか。きっと皆さんはおじさん達の一杯呑み屋だと思うでしょう。「とり広」の前を通る多くの人々は若者でした。おじさんは100人に1人でしょうか。見事にその少ない客層が入店してくるのです。

「100分の1より100分の99をターゲットに変更しましょう」とコンセプトをリニューアルしたのです。この店の料理は串焼を中心に、おじさん達が好きそうな料理がラインナップされていました。

実は今回の「おいちい」には業態を表す言葉に「御数ダイニング」と表現されていますが、前の業態の料理とほとんど変えていないのです。

若者もおじさん達もそう好みが変わらないのです。表現が変わり、ムードを変えるとこんなに客層が変わるから驚きです。

業態を表現したものをショルダーネームといいます。そのショルダーネームと店名はセットです。良く「何屋かわからない」という店がありますが、こんな風にネーミングするとニーズにとって解りやすいのです。

私達がお手伝いさせて頂いた飲食店の中でも店名が繁盛の大きな要素になっている店が数多くあります。

もちろん「おいちい」もその一店です。オープン当初は若い女性で満席になり、口々に店名が「かわいい」と言ってくれました。

料理も昔懐かしい家庭のおかず(御数)は人気商品です。